まして、泥の家に住む者、 ちりをその基とする者、 しみのようにつぶされる者。
どうぞ覚えてください、 あなたは土くれをもってわたしを作られた事を。 ところが、わたしをちりに返そうとされるのか。
主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。
見よ、神に対しては、わたしもあなたと同様であり、 わたしもまた土から取って造られた者だ。
あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、 あなたは土から取られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。
しかしわたしたちは、この宝を土の器の中に持っている。その測り知れない力は神のものであって、わたしたちから出たものでないことが、あらわれるためである。
あなたは罪を責めて人を懲らされるとき、 その慕い喜ぶものを、しみが食うように、 消し滅ぼされるのです。 まことにすべての人は息にすぎません。〔セラ
このような人は腐れた物のように朽ち果て、 虫に食われた衣服のようにすたれる。
あなたがたの格言は灰のことわざだ。 あなたがたの盾は土の盾だ。
アブラハムは答えて言った、「わたしはちり灰に過ぎませんが、あえてわが主に申します。
「人はみな草のごとく、 その栄華はみな草の花に似ている。 草は枯れ、 花は散る。
わたしたちの住んでいる地上の幕屋がこわれると、神からいただく建物、すなわち天にある、人の手によらない永遠の家が備えてあることを、わたしたちは知っている。
ちりは、もとのように土に帰り、霊はこれを授けた神に帰る。
その息が出ていけば彼は土に帰る。 その日には彼のもろもろの計画は滅びる。
彼らは時がこないうちに取り去られ、 その基は川のように押し流された。
彼は花のように咲き出て枯れ、 影のように飛び去って、とどまらない。
うじのような人、 虫のような人の子はなおさらである」。
